ここ3週間ほど、パリはいい天気が続いている。
6月の半ばまで曇りばかりで春はいつくるの?という状態だったので、
いきなりの太陽にうれしいやら驚くやら。
太陽がでるとパリッ子達の頭の中はピクニックしよう!となる。ピクニックと言ってもお昼間ではなく夕方の6時とか7時くらいから始まる夜ピクニック。
日が沈むのが夜10時すぎるので
アペリティフ+夜ご飯をしながら日が沈むまで延々しゃべる。
芝生に寝転んだりして気持ちいいし、ゆっくりお酒のんでしゃべって
というこの夜ピクニックが私はけっこう好きで今年は6月末からの
遅い始まりだったけれど、いろんな場所にでかけた。
1、サンマルタン運河のほとり / Canal Saint martin
ここは毎年ピクニック人口が多い場所。
芝生はないけど、水辺だし木の影があって涼しい。外にいるのに疲れたら
近くにバーが沢山あるし、なにより街中なのでお手軽ピクニックにぴったり。
2、セーヌ川のほとり、オルセー美術館の前 / au bord de la seine, devant le musée d'Orsay
最近オルセー前のセーヌ川のほとりが改装?されて、ベンチができたり
子供用だけど遊び場ができたりしていると聞き、行ってみることに。
夕日もきれい。
Musée des Arts Décoratifs / 装飾美術館 で開催中のブルレック兄弟の展示を見に行ってきた。
Ronan Bouroullec / ロナン・ブルレック 1971年生まれ
Erwan Bouroullec / エルワン・ブルレック 1976年生まれ
兄弟でプロダクツ、インテリアのデザインを手掛ける。
美術館の入り口に圧巻の仕切り。発砲スチロール製。
ビュット・オ・カイユという13区にある丘でお散歩。
ストリートアートがいたるところにあり、パリ・コミューンの事務所のようなものがあり、
昔から庶民、労働者に根ざした地域だったよう。
今はオシャレなバーやカフェがあちこちにあり、ボボな雰囲気を漂よわせている。
そんな地区をてくてく歩いていたら、目につくのは「ミス・ティック」の絵。
この辺りに住んでいるそうで、今もたくさんの絵を書き続けている。
Miss.Tic / ミス・ティック
1956年パリの10区生まれ。
父はチュニジア出身の労働者、母はノルマンディーの農家出身。
http://www.missticinparis.com/
SHEPARD FAIREY(シェパード・フェアリー)
1970年生まれ。ストリートアーティスト。ロサンゼルスで活動。
13区を散歩していたら、ストリートアートがあちらこちらに目に入る。
HLM( Habitation à Loyer Modéré )と呼ばれる低家賃住宅の壁にひときわ目を引く絵があった。
13区の区長 Jérôme Coumet がストリートアートに造詣が深く、シェパード・フェアリーに依頼して描いてもらったそう。こういう活きたアートというのか、伝統的な古いものではなく今のアートを、公共のプロジェクトで使ってしまうところがパリらしい。
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