ピクニック三昧 / Pique nique partout
by copine
ここ3週間ほど、パリはいい天気が続いている。
6月の半ばまで曇りばかりで春はいつくるの?という状態だったので、
いきなりの太陽にうれしいやら驚くやら。
太陽がでるとパリッ子達の頭の中はピクニックしよう!となる。ピクニックと言ってもお昼間ではなく夕方の6時とか7時くらいから始まる夜ピクニック。
日が沈むのが夜10時すぎるので
アペリティフ+夜ご飯をしながら日が沈むまで延々しゃべる。
芝生に寝転んだりして気持ちいいし、ゆっくりお酒のんでしゃべって
というこの夜ピクニックが私はけっこう好きで今年は6月末からの
遅い始まりだったけれど、いろんな場所にでかけた。
1、サンマルタン運河のほとり / Canal Saint martin
ここは毎年ピクニック人口が多い場所。
芝生はないけど、水辺だし木の影があって涼しい。外にいるのに疲れたら
近くにバーが沢山あるし、なにより街中なのでお手軽ピクニックにぴったり。
2、セーヌ川のほとり、オルセー美術館の前 / au bord de la seine, devant le musée d'Orsay
最近オルセー前のセーヌ川のほとりが改装?されて、ベンチができたり
子供用だけど遊び場ができたりしていると聞き、行ってみることに。
夕日もきれい。
3、モンスリ公園 / Parc Montsouris
初めていってみた14区にある公園。とてもきれいに整備されているのに自然さも失っていない素敵な公園だった。鴨 canard や白鳥 cygne、アオサギ héron、他にも名前のわからない鳥達が池の周りにたくさんいる。サラダとお寿司で。
4、セーヌ川のほとり、バトファーの辺 / au bord de la seine, à coté de batofar
この辺りにはバーが岸辺にたくさんでていて、芝生はないものの、バーの長椅子で一休みしたりテラスでビール飲んだり、気持ちがいいこと間違いなし。
この日はテラスも長椅子も満員で、仕方なく岸辺にすわってピクニック。
目の前には船を家にしている人たちの船上テラスが。
5、バガテル公園 / Parc de Bagatelle
ブーローニュの森の中にあるバガテル公園。
バラ園にはバラが咲き乱れ、なぜかクジャクがそこらじゅうで鳴き、
芝生は広く、人は少なめ。
いつもヴァンセンヌの森ばかり行っていた私には、上流階級?を感じさせるわ。
きれいで静かで落ち着きのあるところが好きな人にぴったり。
6、リュクサンブール公園 / Jardin du Luxembourg
ボンマルシェのデパ地下(実際は地上階だけど)でお買い物して
いつになくぜいたくなピクニックをしてみた。おいしかった!
街中の公園は、突然のピクニックに使えて便利。
公園内の噴水前の建物。
7、14区のどこかの広場
どこだったのか・・忘れてしまったけれど、7月14日のパリ祭の時
花火を見るためにワイン一本とチーズを持ってピクニック。
花火は・・遠い。大阪の淀川花火を間近で見るのが恒例だった私には
少々物足りなかったが、パリで花火を見られたのだからいいことにしよう。
8、ラ・ヴィレット公園 / Parc de la Villette
ここも毎年行く公園。ピクニックにもコンサートにも野外映画にも・・
とにかくいろんなイベントがあり楽しい。
イベントがないときにはビールの売店も閉まっているのだけれど
そこはちゃんと、ビール売りのおじさん(リュックにキンキンに冷えたのを
入れて売っている)やらアフリカのおつまみを売るお母さんが
やってきて、ちゃんと食べ物と飲み物にありつけるようになっている。
今は写真奥に見える川俣正のインスタレーションが見られる。
そんなこんなで、1ヶ月ほどの間にいったい何度ピクニックをしただろう・・
これからももう少し続きそう!