Archive for 5月 2013

velo électrique / 電動自転車がほしい 2

この間に引き続き、電動自転車を試し乗りしてきました。
Ecoxというチェーン店にて。
前回の試乗を説明して「ペダルを踏んだ時に、その分だけアシストしてくれる
もので、車輪が26インチなのがいいです」と伝えてみたところ、
でてきたのがこの2つ。

1、Vélo de ville / EB90
アシスト加減は心地よく、安心感のある走りっぷり。
しかし・・サドルが高すぎる。
悲しいかな日本人としても小さめな私には、ちょっと無理だった模様。



2、Giant / mio
これはいい。アシストは1と同じで、足の動きと連動していて
強く踏めば強くアシストしてくれ、小さな踏み込みだと
アシストも小さい。これだといきなり「えーー待って!
今アシストしていりませんー」ということもない。

生成りの色も好きだし、サイズが4段階あるので
サドルとハンドルの位置もぴったりくる。
アシストは3段階、速度は7段階で、アシスト最高にすると
急な坂道もスイスイいける。
ふむ。いいかもしれない。






 そして、外見で惹かれていたO2feelというメーカーの自転車に乗ってみたくて
buzibi というお店にいってみることに。

さっそく試乗させてもらうと、

3、O2feel / 
私の苦手ブーン系のモーターだった・・ 
一度ペダルを踏むと、その後足を動かしていなくても勝手に進む。
これはいかん。ということで見た目で惹かれていたけれど残念ながらさようなら。





このお店はこれまでのチェーン店とは少し違った雰囲気で、
「200ユーロ値下げ!!」的なポップな見当たらず、店内はシックな感じ。
ここにも Giant の mio が置いてあり、やっぱりあれがいいかな、と話していると、
ちょっとすかした風の店員さんは「まあみんな最後には giant がいいって言うよね。
ブレーキも回転式?でいいし。自転車業界では老舗でフレームは一生保証だし、
信頼できるメーカーだよ。26インチって少ないし、このペダルに比例式のモータ
がすきなんでしょ?だったらこれが一番いいんじゃない」などと宣う。

なんだか説得力満点で、これにする?という気がしてきました。







vélib / パリの自転車事情

電動自転車がほしい私ですが、今のところヴェリブと呼ばれるパリ市が運営するレンタサイクルを活用しています。



2007年から始まり、私が1年カードを作った2009年から今までにも、自転車専用の道が増えたり、ヴェリブの設置場所が増えたりと人気も定着。

1年で30ユーロくらいのカードを購入すると30分間無料でレンタルでき、パリ中をどこでもスイスイいけます。自転車って乗っているだけで気分が壮快で元気がでてくるので、ドラノエさんいいもの作ってくれたなぁとしみじみ思います。

2002年に1年ほどパリにいた頃は、やっぱりどうしても自転車に乗りたくて、古い自転車を蚤の市で買ってみたのですが、いろいろと痛い目に遭いました。

なんと自転車は歩道を走ることができず、自動車と同じ道路を走らないとだめで、知らずに走っていたらおじいさんに「ここで 何してるんや!」とか「降りろ!」と怒鳴られること3回(なぜか3回ともおじいさん)やっと日本と規則が違うことに気づいたのでした。ごめんなさいー。
その後ビクビクしな がら車道を走っていたらブレーキが壊れたスクーターに後ろからぶつかられ、買ったばかりの自転車は壊れるし、足は腫れるしのテンヤワンヤでした。

あの頃に比べたら、自転車人口も格段に増え、大きな車道には自転車専用の道が整備されたし、魔の一方通行も自転車だけはOKとなったり、今日はずいぶん安心して自転車生活が送れるようになりました。

一方通行。自転車は除く。


ま、大きな広場では、車と一緒にぐるぐるしなければならず、出たい道に出られなくてもう一周。なんてこともあるのですが。

そういえば長々と工事が続いていたレパブリック広場は、そろそろ完成が近づいていて、自転車用の道も作られるそうです!これは私の自転車生活にかなりの朗報。あの広場を通らないと行かれないところが沢山あるのに、通る度にドキドキするので。


レパブリック完成予想図。


ヴェリブ。好きだし大活躍だけど、やっかいなのは坂の上に住んでる人にとっては、博打に近いものがあるってこと。自転車が家の近くですぐに見つかるならいいのですが、私の家の回りは4、5箇所あるけど、だいたいこんな感じ。





「よ、よかった〜。1台残ってた!」これで遅刻は免れる。
1台もないことも多くて、そのときはある所まで歩かないといけない。時々、歩いているうちに、待ち合わせ場所まで徒歩できちゃった・・なんてこともあります。

Vélib: http://www.velib.paris.fr/

   

velo électrique / 電動自転車がほしい 1


電動自転車がほしいと思い始めてはや3週間。フランスではペダルを踏まないと
モーターが動かない「電動アシスト自転車」のみ自転車として
認められているようです。

車はもとよりスクーターさえも自分で運転したことがない私にとって、
ペダルをこぐ、こがないに関わらず、電気で助けてくれる乗り物を操ろう
というのは画期的な出来事であります。

とりあえず試し乗りをすることにしました。

Freemoôsという電動自転車チェーン店みたいなところにて

1、Neomouv / Facelia
赤?と思いつつ「黒もあるし、いっぺん試してみ。今キャンペーンで安いし」
という店主に押し出されるようにして試乗。
最初からびっくりするくらいアシストしてくれる。
ちょっとペダルを踏んだらその後ブーーーン!と止まらない。
スクーターってこんな感じなのかな。
例えばUターンするとき等、ゆっくりとペダルを踏みつつターンしたいのに、
途端にブーーン!なので、すぐにブレーキをかけないといけない。
自転車なのに車酔いするかと思った。運転技術が必要な感じ。




2、BH / Express
なかなかよい乗り心地。ペダルを踏んだだけ、その時に応じて
アシストしてくれるモーター。
アシストは4段階、速度は7段階。
色もきれいだし、とてもよいのだけれど、いわゆる男仕様というのか、
サドル下からハンドルにかけて通っている棒が邪魔です。
足を後ろから回して乗るのは・・ どこのイケメンやという話です。
BHはスペインの会社。このメーカーのものは、男仕様がほとんどのようでした。




3、Kalkhoff / Agattu
これは、もっと助けて、の一言。
アシストは3段階、速度も3段階。
最高のアシストにしても、坂を登るのにものすごくこがないといけない。
このカルクオフはドイツのメーカーで、ヨーロッパの電動自転車の世界は
ドイツとオランダが強く、値段も他のメーカーより高いです。
しかしエコすぎる・・もうちょっとアシストしてください。




ということで、この日は3台の試乗で終了。
これぞ、という自転車を求めてまた試乗にくりだす所存です。




Marché des enfants rouges / マルシェ・デ・ゾンフォン・ルージュ


8日、9日と祝日が続いたパリ。10日の金曜に有給をとって長いお休みに
する人も多くいるようです。

祝日ってなに?なフリーランスなので、私は友達とランチしたくらい。
マレの中にある「marché des enfants rouges」はパリ最古のマルシェで
なんと1615年からあるそうです。

なんといっても和食が食べられるので、マレでお腹がすいたときには
便利。
屋根付きだけど市場の中で、屋台のような雰囲気で開放感があり、
サバの煮付け定食とか唐揚げ定食とか、日本の定食屋さんにある
メニューがそろいます。



モロッコ料理の屋台もあって、クスクスやタジンがおいしい。




この日は初めてイタリア屋台に挑戦。
きのこのリゾットとしゃれこむ。





友達がおすすめしてきたイタリアの焼き菓子デザート。
名前は忘れてしまった。  
中のクリームがこってりしていて、外がパリパリなところもおいしかった。

 

Marché des enfants rouges
39 Rue de Bretagne, 75003 Paris
Mardi, mercredi, jeudi : de 8h30 à 13h et de 16h à 19h30
Vendredi, samedi : de 8h30 à 13h et de 16h à 20h
Dimanche : de 8h30 à 14h


http://www.mairie3.paris.fr/mairie03/jsp/site/Portal.jsp?document_id=11632&portlet_id=969

Ted Noten / テッド・ノートン


テッド・ノートン
1956年オランダ・テーヘレン生まれ

東京にいた頃、gallery deux poissons でこの透明樹脂の中にいろいろ
入れたシリーズを見て、やられてしまった。
ピストルやら虫やら入っているものは、物騒なものが多いのに
この純粋な感じがする不思議。





バッグのシリーズも芸が細かくて泣かせる。
バッグの中に指輪が閉じ込められてるよー。ハンドルは真珠。
プラダバッグの、樹脂の透明感と生地の暖かさのギャップもいい
ピストルから玉が出ている瞬間なのかな。







これを見ていると倉俣史朗のいすを思い出す。
お花がいっぱい入った「ミスブランチ」これも好き。
でもこうして並べてみると
樹脂って角切りにされているよりも、丸みをつけてあるほうが
冷たさが緩和されていて、触りたい衝動に一層かられる。







そしてこれを見ていると、前〜に買ったケンゾーの香水を思い出す。
これ。 
真っ赤なポピーが描かれた「フラワー バイ ケンゾー










Sarah Sze / サラ・ジー


Sarah Sze
サラ・ジーの作品をみたのは、友人の結婚式のためにいった金沢で。
できたばかりの金沢21世紀美術館ででした。
2004年だったみたい・・すごく最近のような気がしてた。
ペットボトル等の大量生産品で作られた、大規模なインスタレーション作品は
色も組み立ても、見れば見るほど細部まで考えて作られていて、
遠くから見ても近くから見てもよかった。

金沢21世紀美術館開館記念展「21世紀の出会いー共鳴、ここ・から」
2004年10月9日(土)〜2005年3月21日(月)




Sarah Sze
1969年ボストン生まれ
中国人とアメリカ人の両親をもつ
2004年 金沢21世紀美術館
2008年には メゾンエルメス8Fフォーラムでも展示会。

これもステキ。
2009年のリヨンのビエンナーレらしい。植物とか木とか使っていていいな。

10th Biennale de Lyon
16 September 2009 - 3 January 2010, Lyon, France. Title: The Spectacle of the Everyday Guest curator: Hou Hanru; Artistic director: Thierry Raspail. 




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