L'Agapé Substance


細長い空間に、向かい合わせで座る細長いテーブルが1つと奥にキッチンがある。そして、キッチンからテーブルまでを何人ものサーバーがひっきりなしに往復する。なぜかって、それはアミューズから最後のコーヒーまで合わせるとなんと25皿からなるメニューだからである。

シェフお任せコースのみ。シャトーブリオンもお任せのみだが、毎回サーバーが料理の内容を口頭で説明してくれる。しかしここは、メニューには「牡蠣 イシビラメ レモン グリーンピース。。」などと素材名が記されるのみである。想像力を働かせるしかない。では出てきた順番に。

ビーツのチップス

ミニキャロットを味噌ディップで

なにか緑のものの蒸しパン

揚げたもちっぽいもの

緑の粉末+和風ブイヨンスープ

パンとでてきたバター。右は海藻の味

いったいどの辺までがアミューズで、どの辺からがアントレなのかもよくわからないけど、出てきたものを順番にいただく。緑の粉末は、和風なブイヨンを注がれスープになった。


豆のスープ

キノコときなこ味のような粉末


温泉たまごがトウモロコシのババロアに包まれてる

牡蠣

おいしかったことしか思い出せず

アスパラ

烏賊の焼き物

白身魚の抹茶風

おいしかったことしか思い出せず

フォアグラのブイヨンスープ

うなぎ

リドボー 重かった

ここまでがデザート前。途中、おいしかったのは覚えているが、いったいそれが何だったのかを思い出せないものもある。。
どのお皿も意外な隠し味があり「素材の味を活かす+なにか驚きを」という今の流行の方向性である。温泉たまごが、こんなにトウモロコシと合うなんて!という具合である。本当においしかった。

パルメッジャーノレッジャーノ?

レモン味のデザート おいしい


チョコレートケーキ

これでやっとおわり コーヒー


それぞれのお皿は小さくて、5口くらいで食べ終わるものばかりだけど、やっぱり日本人にはちょっと多すぎる。25皿あることは最後にはわかったのだが、どこにも書いてないから「まだ来るのか?これで終わってくれるのか?」というちょっとしたスリルを味わった。また行きたいような、怖いような。

L'Agapé Substance
66, rue Mazarine 75006

01 43 29 33 83
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